株式会社フェリシモとS BRICKのコラボレーションイベント、「大偏愛展」が10日間にわたって洲本の街を賑わせました。
集ったのは、フェリシモのプランナーが愛情を込めてかたちにした「偏愛がすぎる」アイテムたち。「視点が絶妙」や「よく企画が通ったね(褒め言葉)」など、SNSの総いいね!数100万件を超える反響が寄せられた雑貨が洲本の街をジャック!商店街や銭湯、夜の街のスナックや山の上の洲本城まで、街中をザワつかせた10日間をレポートします。
偏愛って何なの?
今回も、イベントの起点となったのはS BRICK。会場に入るとすぐ目に入るのは、巨大な偏愛ボードにセクシー大根のフォトスポット。
「こんにちは!フェリシモです!」と書かれた展示のご挨拶を一読し、偏愛ってこういうことなのね、ふむふむ。と目を横にやると何やらセクシーポーズの大根。振り返れば、ポストイットが貼られたボード。ここでは展示を訪れたみなさんの偏った愛を集積していくよう。10日間かけてボードはどう変化していくでしょう?
つづいて赤い絨毯に導かれるように大きな暖簾をくぐり、CRAFT BASEへ。すると普段の装いからガラリ!圧倒されるほどのフェリシモの偏愛商品、その数なんと300種!フェリシモプランナーの開発秘話や偏愛にじっくりとついて語られたパネルや、フォトスポットなどなど。充実のポップアップスペース。
フェリシモの商品は、普段は通販でしか手に取れないので、実物を見て触って購入できるレアなチャンス。特に注目を集めていたのは、今回の展示のメインアイコンにもなっていた「走る大根」や「もちもち牡蠣クッション」。繰り返し展示を訪れ、購入を検討する市民の方もいらっしゃったとか。
またCRAFT BASEでは、洲本市在住のアーティスト・Ueda Kanadeさんの作品展示も同時開催。洲本に残る民話の八狸とフェリシモの化ける狐と狸の商品からインスピレーションを得たペイント作品や、サテライト会場にペイント作品が展示されました。Ueda Kanadeさんの展示はインタビューとともに、別レポートにてお届けします。
商店街に、銭湯、洲本の街を偏愛ジャック!
SBRICKを起点に、サテライト会場をめぐるのも今回の展示の楽しみのひとつ。まずは、コモード56商店街のTOMMY COFFEE STANDさん。
ここではUedaKanadeさんのペイントがガラス扉に描かれました。題して「Ice Coffee Monster(アイスコーヒーモンスター)」。店主のゆめこさんは、冬でもアイスコーヒーを頼まれると嬉しくなるのだそう。
その、ゆめこさんの偏愛エピソードをUedaKanadeさんが具現化。アイスコーヒーに取り憑かれた人間に現れるモンスターが店頭扉に大きく描かれました。
つづいて、コモード56商店街を抜けて山側へ数m進むと、洲本市民に愛される銭湯東光湯さんがあります。
こちらではフェリシモの商品、昆布タオルをモチーフに描かれたのれんと、フォトパネルが出現。さらに、フェリシモの昆布タオルが販売されました。
普段から、知る人ぞ知る銭湯として賑わう東光湯ですが、期間中に昆布タオルが売り切れる人気ぶりとなったようです。
洲本上本丸に爆誕、偏愛茶屋!
特別ポップアップとして、3月2日(土)・3日(日)の2日間限定で、洲本城本丸に偏愛茶屋がオープン。普段は淡路島のサッカーチームFC.AWJが運営している”HANARE”を偏愛グッズがジャックしました。
ここではグッズだけではなく、洲本市民の愛を形にした「城壁パフェ」や茶屋の女将の偏愛が爆発した「犬たらし団子」や「偏愛ドリンク」が販売されました。
急勾配な階段を経て現れる洲本城。普段はなかなか登ってこないという地元のみなさんも、偏愛求めて登頂してきてくださったのだとか。偏愛パワー、恐るべし!
あなたは、何枚集めた?
そして今回の展示期間中、静かに注目されていたのが9枚の「大偏愛ステッカー」。SBRICKやサテライト会場を含め、街のあちこちに8ヶ所のステッカーポイントが設置されました。
9種あるステッカーの内、4枚をあつめると、フェリシモの展開する雑貨ブランド、YOU+MORE!10周年を記念したオリジナルタンブラーを手にできる仕組み。
夜にしか開いていないお店もあり集める難易度は高め。さらに偏愛茶屋でしか手にできないホログラムステッカーもあり、グッズはもちろんステッカーのコンプリートを追求して街を歩き回る人たちが続出しました。
踊って奏でて、リサーチして。最後はパーティータイム!
10日間の締めくくりは「偏愛パーティ」。エントランスゲートでは、洲本城で人気を博した偏愛茶屋出張所や、洲本市在住の書道家つ花セんさんによる「偏愛書道」が開催。
武庫川女子大学のみなさんが市内の偏愛をリサーチする「洲本市の偏愛研究発表会」や、偏愛ジャズバンドによる演奏、さらにはダンスチームのスイングダンスが、キッズスペースを賑わせました。
最終日、エントランスゲートにあった偏愛ボードはびっしり。みなさんの偏愛でうめつくされていました。
洲本に眠る「偏愛」を語り合え!
実はこの大偏愛展がはじまる前に、洲本の街の偏愛を探るべく「偏愛バー」や「偏愛ピクニック」と題した、偏愛ラボが開催されていました。夜な夜な、呑み屋に集う人たちに「あなたの実は……♡」を話題に大盛り上がり。
ご協力くださった、TOMMY COFFEE STANDさん、あわやんさん、ニュースナックKJさん、立ち呑み 淡路島ブルースさん、ありがとうございました。
ARCHIVES MOVIE|Directed by Miki Fujimori