2024 07 31
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世界とつながる、小さな島から大きな世界へ。|国際交流会 1周年をむかえて。

S BRICKは昨年から国際交流会を開催してきました。主催者はS BRICKスタッフの私、ベトナム出身のハインと、淡路島でALT(外国語指導助手)として活躍するアメリカ出身のドーソンさんのふたり。参加者のみなさんのおかげで、6月には1周年をむかえることができました。ここでは、国際交流会の発足のきっかけや、この一年の振り返りを記録します。

互いに学びあい、助け合う場をつくる

もともと、ドーソンさんは日本語を勉強するために、自主的に日本人と話す場を設けてきました。1ヶ月で日本人の友だちが増え、日本語のスキルもぐっと上がることを実感していたそうです。そこで「外国人と日本人が友だちになれる場がつくれないかな」と、SBRICKスタッフの私に話を持ち掛けてくれました。

私自身も日本に初めて来た時、日本語クラブに通っていました。そこで外国人だけではなく日本人の友だちをたくさん増すことができました。クラブは先生や生徒という関係はなく、みんなお互いに学び合い、お互いに助け合うことができている場で、とても助かり楽しかったのです。

そういう場が淡路島にもあればいいなと調べてみましたが、外国人と日本人が交流する場は見当たりませんでした。そこで、ドーソンさんと国際交流会を企画しスタートすることにしました。

私たちの思いをそのまま「国際×学び合い×楽しむ」を軸に、全員が交流しながら異文化に接し、自然と会話が生まれる場を設定しました。国際交流会を通して、友人関係を築き一緒に出掛けたり、海外へ行ってみたくなるきっかけをつくることを目指しています。

みんなでやってみたいこと」をテーマに集う

はじめての会は去年の6月。日本人、アメリカ人、カナダ人、イギリス人など17人が参加しました。アイスブレイクのゲーム、知り合うための質問セクション、グループ交流のセクションなど、知らない人と話しやすい工夫を盛り込みました。

その後、定期的に交流会を続け、これまでに14回開催してきました。毎回「みんなでやりたいこと」を参加者から集めテーマを決めています。昨年の9月は、ちょうど満月の日だったので、月になぞらえて丸いお菓子をみんなで味わい、お月見を楽しみました。

また、さまざまな島の場所を知ってもらえたらと、A / S BRICK、ワーケーションハブ、炬口漁港公園、大浜海水浴場など、会場も変えて開催してきました。

こうして参加者のみなさんのサポートもあり、今年6月に一周年を迎えパーティーを開催。出店者を募り、Book & Coffee coyomiさん、ベトナム料理店のB&T Vietcafeさん、手作りワークショップを提供するポンとぴょんさんや、淡路島を世界に発信するグローバルコミュニティのAYFさんをお招きしました。

一周年パーティーの参加者は50人!半分が外国籍の方で、子どもから年配の方まで、年齢も国籍も問わず交流しました。みんなでわいわいと食事を囲んで、歌もうたって。それぞれにおしゃべりもはずみ、自然に集まってゲームをしたり、楽しいひと時を過ごすことができました。

フラットに自由に、交われる場として

みなさんに参加理由を聞いてみると、友だちをつくるきっかけを求めていたり、英語を使う機会を少しでも増やしたいなどの声がありました。逆に日本語を練習したい人もいたり、国際的な環境が好きという方もいました。

また「みんな続けて一緒に参加しているのがいいことでうれしい。普段の生活では出会えない人たちと交流できて楽しかった」という声もあり、主催者の私もとてもうれしかったです。

一方で「積極的に英語を使う事がなかったのが残念」という日本人の方の声も。こういった声も私たちはすごく大切にしていて、遠慮なく伝えてほしいと考えています。お互いを手伝い、お互いから学びあうことがこれからもできればうれしいです。

今後も国際交流会を続け、一人でも気軽に参加できる、言語交換できる、異文化交流できる場を作って行きたいです。

8月の国際交流会は夏休み。次回は9月18日を予定しています。今年もまたお月見会からはじまります。詳細はS BRICKのインスタグラムで発信しますので、お楽しみに。お友だちや周りの海外の方も誘って、ぜひ参加してみてくださいね!おひとりももちろんウェルカムです。みなさんのご参加をお待ちしております。