2023 05 27
BRICK FES
CRAFT
次世代の「観光・交流施設」、島内外との連携で共創する街づくり。コンセプトの大幅刷新で、洲本市の関係人口と交流人口を増加~手ぬぐい専門店「にじゆら」等とコラボ、リニューアル後初となるイベントを開催~

複合施設S BRICK(兵庫県洲本市)は、2023年4月1日より㈱シマトワークス(同市)が施設管理業務委託を受け、それにともない施設コンセプトと運営方針を大幅にリニューアルしました。初のお披露目イベントとして5月27日(土)~6月4日(日)に「Oru! Oru!BRICK FES」を開催します。これにあわせて、5月27日(土)にプレス向け説明会と見学ツアーを実施します。

[背景] 地域内外の人であふれる街づくり、集客と交流による活性化が課題

S BRICKと隣接するA BRICKは、かつて紡績工場として洲本の発展を紡いだレンガ倉庫をリノベーションした複合施設です。将来世代が洲本市を維持・発展させるためにも、地
元住民のS BRICK 活用促進と島外からの集客強化で、洲本市街地における関係人口と交流人口を増やすことが課題となっています。

[特徴] 市街地の回遊性向上と次世代育成ができる「成⾧型クリエイティブハブ」

2023年4月から施設管理の業務委託を受けた㈱シマトワークスは、淡路島において10 年以上にわたり、島の魅力を高める企画を多数実施してきました。このたび、⾧年培ったノウハウや島内の様々な分野とのネットワークをいかして、S BRICK の施設コンセプト(下記①~③)と運営方針を大幅にリニューアルしました。

①地元地域を巻き込むイベントや施設運営、街そのものに関われる人材を育成します。
②外部の企業・団体とのパートナーシップにより、島にないコンテンツを持ち込みます。
③外部パートナー(企業・団体)と地域を繋ぎ、共創し、他の地域にない強いコンテンツを生み出します。具体的な取り組みとして、「BRICK FES」を定期的に開催します。

「BRICK FES」は島外の企業・団体と地元をつなぎ、そのコラボレーションにより洲本市の街の回遊性を高めて認知度を高めるイベントです。そのほかにも、島外から訪れる人々が地元で活躍する職人や作家、地場産業にふれられるコンテンツや、コワーキングスペース、子育て世代が活用できるキッズスペースなどの拡充を実施します。また、ユーザーの利用状況をデジタル管理して運営改善につなげるDX の取り組みも開始しました。さらに大学生インターンや地元高校生のボランティアを施設スタッフとして起用し、地域創生の担い手として育成するプログラムも計画中です。

50年先も地域内外の人であふれる街づくりで、若者が地方で働くことに「憧れ」を抱くきっかけをつくります。S BRICK は洲本市の関係人口と交流人口の増加による地域活性化
を目指します。


「Oru! Oru! BRICK FES」概要

さまざまな人、もの、ことが交差して、あらたな創造性が織りなされる場へと進化していくことを目指し、今後S BRICK とA BRICK では「織りなす」をテーマに「AWAJISHIMASodateteMarket」、手ぬぐい専門店「にじゆら」(株式会社ナカニ/大阪府堺市)とコラボした空間展示やワークショップを実施します。

  • 日時:5月27 日(土)~5月28 日(日)両日とも11 時~16 時(※5月29 日(月)~6月4 日(日)はインスタレーションとワークショップのみ)
  • 会場:S BRICK・市民広場(兵庫県洲本市塩屋1丁目1番8)

マーケット

「いろんな人と、いろんなコトを、いっしょに育てていくマーケット」をコンセプトにした「AWAJISHIMA Sodatete Market」とコラボレーション。飲食からクラフトまで島の魅力的なショップが大集合します。

ワークショップ

紡績と一緒の時代に大阪でうまれた染め技法「注染」を、今の時代に受け継ぐ手ぬぐい専門店「にじゆら」が、手ぬぐいを使った様々な面白いワークショップを開催します。

①手ぬぐい染めデモンストレーション
②手ぬぐいを使ったうちわ作り
③手ぬぐいを使ったぽんぽん作り

インスタレーション

S BRICK 内(キッズベース)を布で彩られた作品が「いつもと違う」空間を演出。会場壁面のレンガも模様と捉え、淡路島在住のSally Hancoxが染めた藍のグラデーションのタペストリーと障子枠を活用した一帯作品を展示します。さらに、展示が終わったあとも、子どもたちがさまざまに変化させ、遊びを創造してほしいと考えています。

音楽ライブ (順不同)

  • おがわてつや
  • Tomoo&Saki
  • 461 モンブラン(しろいもんぶらん)
  • 楽鳥風月